2016/09/22
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やや詰め込み感を覚える各種要素も、物語の進み具合に応じてチュートリアルを挟みつつ小出しにされていくため、目的を見失ったりプレイに迷うこともありません。ほどよいところで手強いボス戦が用意されていて、作業にならない程度の育成とツボを押さえた戦い方が求められ、ゲームバランスもかなり良好。
物語の展開は王道かつ少年漫画的なノリで、ちょっとイカした、むさくるしくもアツい海の漢たちの生き様を味わえます。
▲自然すぎて見過ごしがちですが、徹底的に描き込まれた海と雲の描写にも注目です。 |
ここからは、本作の見どころをシステムごとに解説していきましょう。プレイヤーの立ち位置は、海を牛耳る非道な海賊・冥龍団を蹴散らして、あわよくばお宝を手に入れようという義賊的な海賊のリーダー。故あって高貴な女性の力となり、伝説の大船団旗を探して大海を駆けめぐることになります。
ゲームの流れは、各マップに点在するクエスト(船団バトル)をクリアして航路を開き、メインストーリーを進めていくというもの。ゲームの見どころとしては、以下の点が挙げられます。
・壮大な冒険物語
・迫力の船団バトル
・多彩な海賊船の建造&強化
・個性的な海賊&子分の収集と育成
・拠点となる島の改装
▲海域マップ上の各ポイントには複数のメイン&フリークエストが用意され、繰り返しチャレンジできます。 |
▲海域の果ては不気味な雲海で覆われていて、トリガーとなるクエストをクリアすると、次の海域への航路が開けます。 |
壮大な冒険物語
詳細は伏せますが、序盤からいわくありげな王族や、不器用ながら筋の通った武骨な猛将、陰謀を匂わせる仮面の美女など個性的なキャラが続々と登場して、王道ながらも先々の展開が楽しみです。
迫力の船団バトル
バトル自体はオートで、各海賊はそれぞれの特徴に応じた戦いを繰り広げます。プレイヤーがやるべきことは、母船からの砲撃と各キャラへのスキル発動の指示のみ。制限時間内に敵勢力を制圧すればクリアです。
▲バトルでは、各海賊をタップするとスキル発動、敵をタップすると砲撃となります。 |
▲スキル使用時は範囲も指定可能。 |
【ココがポイント】
注意点としては、時間経過でチャージされる海賊たちのスキルをこまめに使うこと。砲弾も敵を倒すごとに補充されるので、出し惜しみはナシでいきましょう。
また、海賊船や海賊の編成にはそれぞれ三すくみの属性も設定されていますが、最初のうちは“おまかせ設定”にしておけばOK。あとは育てたい海賊を適宜入れ替えていくというスタイルがお気楽でオススメです。
▲まあ、こんな感じです。え!? 手を抜くな? いえ、チュートリアルがしっかりしているので、画面を見ていただいた方が手っ取り早いのですよ。 |
多彩な海賊船の建造&強化
海賊船は万能な母船の他、砲撃、支援、突撃、装甲といった4種類に分けられます。同じ砲撃タイプでも、大砲を積んだキャノンや長射程の弩砲を積んだロングバリスタなどバリエーションがあります。
船体もメインレベルとは別に、サブ装備の配置&強化が可能で、こだわりの育成が楽しめます。
▲ぱんぱかぱ~んと強化完了。このまま勢いでレベルを上げようとしたら「設計図が必要です」と警告されたので断念。 |
【ココがポイント】
海賊船を強化する際、メインレベル4以降は設計図が必要になります。まずは資金だけで済むレベル3を目指しつつ、余裕があればサブ装備も底上げしておきます。
本作では、こうした地道で幅広いステータス強化がじわじわと効いてきます。
▲メインレベルが上がれば、衝角や大砲など強化できるサブ装備も増える模様。 |
個性的な海賊&子分の収集と育成
仲間となる海賊は、酒場でガチャを回したり、フードや手配書など特殊アイテムを消費してのスカウト(容姿や能力などが酒場に張り出されている)で手に入ります。
▲ガチャもいいのですが、アイテムを消費して目ぼしい人材を指名できるスカウトも必見。手配書というところに海賊らしさを感じます。 |
【ココがポイント】
いくら海賊のレベルやレア度が高くてもそれだけでは不十分。しっかりと子分を従えて、はじめて本来の能力を発揮します。子分は船団バトルの戦利品として入手可能で、それぞれに砲撃強化や泳ぎ速度アップといった技能が設定されています。運頼みな部分はあるものの、有能な子分集めもなかなかのハマりどころ。
▲例によってわかりやすいチュートリアルをペタリ。 |
▲子分の名前はいくつかの単語を組み合わせているようです。それにしても「さわやかな抜け作」っていったい……。 |
拠点となる島の改装
最初は酒場と宿舎、訓練所しかない寂しげな島ですが、物語が進むと徐々に施設が増えていきます。今回の先行プレイでは、海賊諸島を出て2つ目の海域であるフォールンラグーンの序盤まで終えたところで、市場、大砲、商船の3施設が追加。各施設に投資することでグレードを上げれば、ユニットの所持上限や資金の入手上限が増えていきます。
【ココがポイント】
ポイントというほど大げさなものではないのですが、市場や商船など資金回収系の施設は早めに強化して収入アップを図りましょう。