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シャドウバースを紹介したい

time 2017/09/28

シャドウバースを紹介したい

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日本には、人気のゲームをアレンジし、優れたイラストで見た目を整えて売り出す職人集団がいる。そう、Cygamesだ。

『シャドウバース』はそんな彼らの最新の作品で、世界的に人気の対戦カードゲーム『ハースストーン(Hearthstone)』をアレンジしたゲームである。
どんなものかと、『三国志パズル大戦』を思い出しつつプレイしてみたところ、それなりに差別化されたゲームだったのでここに紹介したい。

このゲームは2人のプレイヤーが交互にカードを出して、先に相手のライフを0以下にした側が勝利となる対戦カードゲームだ。
プレイヤーは、7人の「リーダー」から1人を選択する。リーダーには強力な専用カードが多数あり、選んだリーダーによってバトルスタイルが決まる。

▲リーダーの男女でイラストのタッチが異なり、世界観が違う……ここは統一して欲しかった。

続いて、リーダーの専用カードと、誰でも使えるニュートラルカードをから各最大3枚まで、合計40枚でデッキをつくる。カードは「フォロワー(ミニオン)」、「スペル」、「アミュレット」の3種類。

フォロワーカードは、場にフォロワー(仲間)を召喚して戦わせるカード。
フォロワーは体力と攻撃力の2つの数字を持ち、1ターンに1度、リーダーか敵フォロワーに攻撃力と同数のダメージを与えられる。出した次のターンからの行動するので即効性は薄いが、体力が0になるまでずっと使い続けられる。

ただ、フォロワーは強力な反面、倒れやすくもある。敵フォロワーに攻撃されるだけでなく、攻撃したときも敵のフォロワーの攻撃力と同じだけダメージを受けるし、スペルカードにもフォロワーを倒すものも多い。

スペルは使い捨てのカードで、ダメージを与えたり、回復したり、フォロワーに特殊能力を与えたりとコストに応じて強力な能力を持つ。

アミュレットはフォロワーと同じく場に召喚するカードで、基本的には配置するだけで効果を発揮し続ける。
フォロワーと異なり、攻撃で除去されることが少ないので安定して効果を発揮する。

▲マジックで言うエンチャントか。

さあ、これらのカードを組み合わせてデッキを作ったら、いよいよ試合だ。
試合は先攻と後攻ともに手札を3枚引いて始まる。このとき、気に入らない札があれば1度だけ交換できる。

その後、毎ターン「プレイポイント(PP)」が補充され、このPPを消費してカードを使っていく。
PPの最大値は手番がくるたびに増えて最大で10まで上昇し、各プレイヤーはどちらかのライフが0になるまで交互にプレイすることとなる。

▲場には、フォロワーとアミュレット合わせて5つまでおける。

こういったゲームでは先攻が有利なので、それを補うために初期の手札枚数の差やマナ(PP)数などで補うのだが、『シャドウバース』は「進化」というシステムでそれを行っている。
進化とは、フォロワーを大幅に強化したうえで、即座に他のフォロワーを攻撃する能力を与える(リーダーは攻撃できない)独自システムだ。
この進化を、先攻は5ターン目以降からゲーム中に合計2回、後攻は4ターン目以降からゲーム中に合計3回まで使える。
つまり、序盤は先攻が優遇され、中盤からはいち早く進化が解禁されて使用回数も多い後攻が優遇されている。

▲よく見ると、カードに進化後の能力が。進化時に能力が上がるだけでなく、特殊な効果を発揮するフォロワーもいる。

これによって、先手が圧倒的に有利な序盤、進化で殴り合う中盤とゲームに波ができ、変化が生まれている。
また、進化のタイミングによって戦局が変わるため、プレイングの幅も広くなるわけだ。
実際にプレイしてみても、レジェンドカードがひたすら強い日本的なソーシャルカードゲームではなく、しっかり対戦カードゲームとしてつくられている。

ゲームモードは3種類で、全国オンライン対戦、AI相手に練習を行うモード、シナリオモードがある。
シナリオモードでは、リーダーの特性を学びつつ、無理なくゲームに入門できる。

▲シナリオがあるのは、素直に『ハースストーン』より良いと思う。

課金要素は、やっぱりカード。『ハースストーン』と同じく、いらないカードを分解して他のカードを作るシステムを備えており、交換レートはハースより少し良い。カードを引いたときのレジェンド出現率もちょっと良い。
反面、ハースではデッキにレジェンド1枚という制限があるが、シャドウバースでは3枚まで入るので究極的なところを見れば、シャドウバースの方が高くつくだろうか。しかし、それほどの差ではなさそうだ。

▲少し遊ぶ程度なら無課金でも可能だが、本格的に楽しみたければ最低1万は払った方が良い。課金通貨があると、毎日1回だけ安くカードを引けるのでじっくり引いたら安くつくかも。

そして、『ハースストーン』との類似性だが……これは、アレンジゲームとして十分成り立っている。
基本ルールはコピーだが、カード種類の違いやヒーロー能力の有無で区別されており、この時点で別ゲー。
なにより、ライフ最大値が20とハースストーンの2/3なので展開がまったく違う。序盤のダメージですらバカにならず、ライフ1点が重い。
中盤からは進化によってフォロワーがインスタント除去機能をもち、強烈な殴り合いを始めてさらに展開を加速する。
このプレイ感は良くも悪くも『シャドウバース』独特のもので、確固たるオリジナリティとなっている。このゲームは、『三国志大戦』のようなほぼコピー系ではない。アレンジ系のオリジナルゲームだ。
このゲームをコピーと言うなら、『ヘラクレスの栄光』に対して「ドラクエのコピー」と言っても通じてしまうだろう。

ただ、ゲーム全体の完成度はまだ途上だ。まず、ストイックな対戦モードばかりで、お遊びモードがない。
進化についても、単に強くなるだけのフォロワーが多いので、せっかく進化しても単に殴り合いになりがち。面白さのポテンシャルを生かせていないように思う。

▲フォロワーを縛る鎖の効果が切れても、なぜか鎖は残るとか表示バグ。

バランスについても、現在はゲームの途中まで圧倒的に先攻有利なため、即効型デッキが後攻になるとアドバンテージを取れずに負けやすかったり、手札事故を起こすと進化でだめ押しされて負けやすいように感じた。
運要素も高く、このあたりも今後の課題になりそうだ(というか、最初の手札が3枚なのはデッキ40枚に対して少なすぎる気が……)。

しかし、モードは新しく実装予定がある。進化についても、現段階ではカードゲームに慣れていないプレイヤーが多いことに配慮して単純化していると考えられ、今後に追加カードで面白みが増していくだろう。
今も面白いことに違いはないが、それ以上に良くなるポテンシャルがある。
現時点で言えば完成度も面白さも『ハースストーン』に軍配が上がるが、1年後を考えると話は違う。

ちょっと触ってみてフィーリングが合うなら続けて良いタイトルだ。
ゲーキャスも結構気に入ったので、カジュアルに遊んでいく予定である。

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